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ファミコン初期の作品．発売元は任天堂．当時としては珍しいバイクもの．カーブの全くないコースを、障害物や起伏・オイル溜まり・ジャンプ台・加速装置を避けたり利用したりしながら何周かするとゴール．バイクは自由に動けるわけではなく、上下キーでレーンを移動するだけであった．コース途中でこけると、なぜかこけた地点から自動的にコース外へと滑っていき、ドライバーはかなり遠方に投げ出されることになる．また、相手を自分の後輪に引っかけると相手を転倒させることが出来る． 単純なゲーム内容ながら、２プレイヤーでの引っかけあいは非常に熱くなる．また１プレイ時でも、タイムトライアルはもちろん、他のバイク(コンピュータのバイクが３台走っている)を引っかけまくって一つの地点に集め、相手の復帰地点に自分の後輪を配置するように止まって連続的に相手を引っかけて「餅つき」などといって楽しむことが出来る．また、コースエディット機能も付いており、オリジナルなコースを造って楽しむことが出来る． このゲームはゲームボーイにも移植されたので、そっちの方で知っている方もおられるだろうが、本家の方は宙返りなど出来ない(笑)． なおこの絵は、ゲームカートリッジの箱からではなく、任天堂が発売していた「エキサイトバイクトランプ」の絵柄からである． |